グラスのマイクの録音 (実験的)

概要
このサンプルでは、グラスのマイクの録音のみ行えます。
グラスのマイクで録音した音声を、アプリ内で再生する機能はこのサンプルには含まれていないため、実験的とされています。
アプリ内で音声を再生する方法については「UnityでIP接続マイクの音声を録音する方法 with MiRZA」で紹介されています。
このサンプルでは、グラスのマイク音声を録音をする方法を紹介します。
詳細
関連項目
- QOMPASS LOGS「UnityでIP接続マイクの音声を録音する方法 with MiRZA」
Unityプロジェクトのセットアップ
1. Snapdragon Spaces SDKのインポート
2. MiRZAライブラリのインポート
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「MiRZAライブラリのUnityプロジェクトでの利用方法」の通りに、MiRZAライブラリをインポートします。
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MiRZAライブラリのサンプルもインポートします。
3. QONOQサンプルのインポート
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以下のUnityパッケージをダウンロードします。
-
ダウンロードしたUnityパッケージをUnityEditorの
Project
タブにドラッグ&ドロップします。 -
サンプルがUnityプロジェクトにインポートされます。
4. シーンのセットアップ
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UnityプロジェクトをDual Render Fusionの設定に変更します。
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Projectの
Assets/Samples/QONOQ/Scenes/MiRZA Library/Glasses Microphone Recorder/Glasses Microphone Recorder DRF
シーンを選択します。 -
シーンをビルドします。
アプリの使用方法
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「Start Recording」を押して録音を開始します。
-
マイクモードを切 り替えたい場合は、「Switch Microphone」を押して設定します。
- マイクモードの詳細については以下のページに記載しています。
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「Stop Recording」を押して録音を停止ます。
-
録音ファイルはPCM形式で、「以下のApplication.persistentDataPath」のパスに保存されています。
/storage/emulated/0/Android/data/com.Company Name.Product Name/files/audio_recording_XXXX.pcm
com.Company Name.Product Name
はProject Setting > Player
の項目で設定したアプリ名です。
- PCM形式:44100Hz、16Bit、mono
-
録音ファイルは「Audacity」等のオーディオソフトから、内容を確認できます。
- 「Audacity」で確認する場合は、
[ファイル] > [インポート] > [Rawデータをインポート]
でインポートします
- 「Audacity」で確認する場合は、
AARファイルについて
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グラスのマイクを録音するために、以下の場所に格納さ れたAARファイルを使用しています。
Assets/Samples/QONOQ/Scenes/MiRZA Library/Glass Microphone Recorder/Plugins/Android/recordlibrary-release.aar
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AARファイルを出力したAndroid Studioのプロジェクトは以下のリンクからダウンロードできます。
アプリ権限について
このサンプルではDRF用のマイク権限の要求を行なっています。
DRFではない標準のシーンで、マイク権限を要求する場合は「Manifest」で設定する必要がある可能性があります。
詳細については、「アプリ権限の取り扱い」のページを確認してください。