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バージョン: 1.0.1

Spaces SDKのセットアップ

SDKのダウンロード

Snapdragon Spacesの開発者ポータルからAR版のSDKをダウンロードしてください。

  1. Snapdragon Spacesの開発者ポータルにアクセスします。

  2. 上部のタブから「Developer」を選択します。
     

  3. AR Glasses」を選択します。
     

  4. Unityの「Download」を選択します。
     

  5. ダウンロードしたSnapdragon_Spaces_SDK_1_0_1_for_Unity.zipを展開します。

SDKの内容

展開されたSnapdragon_Spaces_SDK_1_0_1_for_Unityの内容は以下の通りです。

  • Snapdragon_Spaces_SDK_1_0_1_for_Unity
    • Activities_Android_Project_1_0_1.zip:スマートフォンのコントローラー用のAndroidプロジェクト
    • NOTICE.txt:SDKのライセンス情報
    • README.txt:SDKの概要
    • SnapdragonSpacesServices_0_22_0_11.apk:MiRZA以外のデバイス用のSnapdragon Spaces ServicesのAPK
    • Unity Package
      • com.qualcomm.qcht.unity.interactions-4.1.12.tgzハンドトラッキングのパッケージ
      • com.qualcomm.snapdragon.spaces-1.0.1.tgz基本パッケージ
      • SnapdragonSpaces_Unity_Samples_1_0_1.apk機能サンプルのAPK
Snapdragon Spaces Servicesについて

SDKのフォルダに含まれるSnapdragonSpacesServices_0_22_0_11.apkは、スマートフォンにインストールする必要はありません。このSnapdragonSpacesServices_0_22_0_11.apkは、MiRZA以外のデバイス(ThinkReality A3等)向けのAPKです。

スマートフォン(AQUOS R9 / R9 pro)には既に、MiRZA専用SnapdragonSpacesServices.apkがインストールされています。 このMiRZA専用SnapdragonSpacesServices.apkは、スマートフォンのAndroid OSのアップデートと共に更新されます。

パッケージのインポート

Snapdragon Spaces SDKは、tarballファイルの形でパッケージとして提供されます。
Window > Package Managerで「Add package from tarball...」を選択してください。 alt text

TIP

パッケージを管理しやすくするために、SDKの.tgzファイルをプロジェクトのPackagesフォルダ以下に移動しておくことをお勧めします。

基本パッケージ

以下のパッケージを選択してインポートします。
ファイル名:com.qualcomm.snapdragon.spaces-1.0.1.tgz alt text

ハンドトラッキングのパッケージ

ハンドトラッキングも利用する場合は以下のパッケージも同じように選択してインポートします。
ファイル名:com.qualcomm.qcht.unity.interactions-4.1.12.tgz alt text

XR Interaction Toolkitのインポート

Snapdragon Spaces Unityパッケージには、XR Interaction Toolkitパッケージへの依存関係があります。
Snapdragon Spacesパッケージをインポートする際、XR Interaction Toolkitのインポート中に2つのプロンプトが表示されることがあります:

  • 新しいInput Systemの有効
    • OpenXRとXR Interaction Toolkitパッケージで完全に機能するように、[Yes] を選択して新しいInput Systemを含めることをお勧めします。
      従来のInput Systemも必要な場合は、Player > Other Settings > ConfigurationActive Input Handlingの値を両方に設定できます。
  • Interaction Layer Maskのアップデート
    • Interaction Layer Maskのアップデートでは、Interaction Layer Maskをアップグレードするメニューが表示されることがあります。
      XR Interaction Toolkitがプロジェクトに追加されていない場合、[No Thanks]を選択できます。
      もし、2.0.0より前のバージョンのXR Interaction Toolkitがインポートされている場合は、[I Made A Backup, Go Ahead!]を選択して、Interaction Layer Maskをアップグレードすることをお勧めします。
Editorの再起動

新しいInput Systemに切り替えると、Unity Editorが再起動しますが心配する必要はありません。心配であれば、切り替える前に推奨されるように保存するか、バックアップを取ってください。

自動セットアップ「Spaces Configuration Tool」

Editorが再起動すると、Snapdragon SpacesのConfiguration Toolウィンドウが自動的に開きます。Configuration Toolは、開発者がプロジェクトのセットアップを簡単に行えるように設計されています。詳細については、Configuration Toolのページをご覧ください。
 
Configuration Toolの手順に従って、プロジェクトの設定を完了します。

プロジェクトの手動セットアップ

プロジェクトのセットアッププロセスの詳細の確認、または手動でプロジェクトをセットアップする場合は、セットアップの詳細で説明されている手順を続けてください。