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バージョン: 1.0.2

Dual Render FusionのScene Validationの問題

このページでは、Dual Render Fusion(DRF)のScene Validationで発生する意図しない挙動と、その対策について紹介します。
SceneのValidate設定についてはDual Render Fusionの設定を参照してください。

XR OriginのCameraに関する問題

Scene上でXR OriginのCameraプロパティを正しく設定しているにもかかわらず、Project Validationでエラーが表示される場合があります。
また、このときProject ValidationのFixボタンを押しても、エラーが解消しないことがあります。
このような場合は、以下の対策を確認してください。
 

XR Originのアクティブ状態の確認

XR Originが非アクティブになっていないか確認してください。
非アクティブの場合は、XR Originまたはその親オブジェクトをアクティブにすることで、Validationエラーが解消されることがあります。

Spaces SDKからインポートできるDRFのサンプルシーンでも同様の問題が発生しますが、サンプルではアプリ起動後にXR Originを動的にアクティブ化しているため、Validationエラーを無視して問題ありません。
ビルド時にはScene Validationを無効化してビルドしてください。
サンプルと同様にアプリ起動後に動的にアクティブ化している場合は、一時的にXR OriginをアクティブにしてScene Validationを実行することで、本件以外のエラーがないか確認できます。

Fixボタンを押した場合の修正方法

この問題が発生している状態でFixボタンを押すと、XR CameraがXR Originの子として追加され、さらにXR OriginのCameraプロパティに設定されます。
XR Camera以外のCameraを設定したい場合は、追加されたXR Cameraを削除し、使用したいCameraをXR OriginのCameraプロパティに設定し直してください。