メインコンテンツまでスキップ
バージョン: 1.0.1

ヒットテスト

Snapdragon Spacesのヒットテスト機能は、実世界にある点に対するヒットテストを行います。

レイキャストによるヒットテストの基本情報とAR Foundationのコンポーネントの機能については、UnityのドキュメントAR Raycast Subsystemを参照してください。ドキュメント全体では、レイキャストヒットテストという用語が同じ意味で使用されています。

機能の有効化

この機能を使用するには、以下のOpenXRのプロジェクト設定でHit Testingにチェックする必要があります。
Project Settings > XR Plug-in Management > OpenXR (Androidタブ) alt text
ヒットテストは、他の機能(平面検出空間メッシュなど)を有効化する必要はなく単体で動作出来ます。

サポートされたレイキャストの種類

Snapdragon Spacesは、RaycastManager.AddRaycastを使用したシングルユースのレイキャストとパーシステントのレイキャストをサポートしており、環境に対してテストを実行できます。

環境に対するヒットテスト

ヒットテスト機能は、ARRaycastManager.Raycastメソッドで指定されたTrackableTypeのマスクパラメーターtrackableTypeMaskを認識しないため、TrackableTypesをサポートしません。

この機能は、Snapdragon Spaces Runtimeによって提供される内部の特徴点群に対してレイキャストを行います。この内部の特徴点群は、AR FoundationのTrackableとは関係ないため、ARRaycastHit.trackableIdフィールドは、ヒットしたTrackableのセッション固有の識別子として、常に0-0trackableIdを返します。