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バージョン: 1.0.4

オブジェクトの配置

概要​

このサンプルは、空間アンカー機能を用いて、オブジェクト(例として家具)を最適な位置に配置されるよう調整します。

詳細

カテゴリ​

  • インテリアデザイン

MiRZAに載せる上での特徴​

  • ARコンテンツを表示するアプリにとって、現実側がよく見えることは重要です。MiRZAは他のARグラスに比べて現実の視界が明るく見えるため、現実をより主体としたAR(拡張現実)を提供する事が出来ます。

使用技術​

ユースケース​

  • インテリアデザイン
  • ECショップでの商品のAR表示

お問い合わせ先​

Unityプロジェクトのセットアップ​

1. Snapdragon Spaces SDKのインポート​

  1. まだ、Snapdragon Spaces SDKをインポートしていない場合はインポートします。

  2. 以下のサンプルのパッケージもインポートする必要があります。

2. 機能の有効化​

  1. OpenXRのプロジェクト設定を開きます。

    • Project Settings > XR Plug-in Management > OpenXR (Androidタブ)

  2. 以下のようにSpaces機能の無効 / 有効を設定します。

    • Hand Tracking：無効
    • Spatial Anchors：有効
ハンドトラッキング機能について

空間アンカーを配置するには、以下の2つの方法があります。

そのため、スマートフォンを持った際に、ハンドトラッキングがつまむジェスチャーだと誤認識してしまう場合があります。

予期せぬ空間アンカーの配置を避けるために、空間アンカー機能を使用する際は、ハンドトラッキング機能は無効にすることを推奨します。

3. QONOQサンプルのインポート​

  1. 以下のUnityパッケージをダウンロードします。

  2. ダウンロードしたUnityパッケージをUnityEditorのProjectタブにドラッグ&ドロップします。

  3. サンプルが、Unityプロジェクトにインポートされます。

    • ※GlassesTouchSensorEventTrigger.csでエラーが発生する場合は、このスクリプトを削除しても問題ありません。

4. シーンのセットアップ​

  1. Projectの以下のシーンを選択します。

    • Assets/Samples/QONOQ/1.0.1/Scenes/Spaces Feature (Single)/Object Placement/[Headworn] Object Placement

  2. Big Furniture Pack等の任意の3Dモデルを用意します。

  3. シーン内のSample Assets/Object Placement Controllerオブジェクトを選択します。

  4. Object Placement ControllerコンポーネントのPlace Objectに、任意の3Dモデルのプレハブを登録します。 alt text

  5. プロジェクト設定をHeadworn用に設定します。

  6. シーンをビルドします。

アプリの使用方法​

  1. スマートフォンのタッチパッドに触れて、オブジェクトを出現させます。
  2. タッチパッドに触れたまま指を左右に動かすことで、オブジェクトを回転させます。
  3. タッチパッドに触れたまま指を上下に動かすことで、オブジェクトを拡大させます。
  4. タッチパッドから指を離すと、オブジェクトはその位置に固定されます。

サンプルの仕組み​

オブジェクトの位置決め方法​

オブジェクトの回転方法​

  • ObjectPlacementController.csスクリプト内では、以下のようにタッチパッドに触れる座標を元にオブジェクトを回転させています。
InputActionReference TouchpadInputAction;
var rotY　= TouchpadInputAction.action.ReadValue<Vector2>().x;