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バージョン: 1.0.4

グラスのマイクの録音

概要

再生方法の詳細

音声の再生はGlassMicrophoneRecorderオブジェクトの「PlayAudio」を変更することで切替得可能です。

音声再生時の挙動はBatchModeのパラメータ設定によって変化します。

  • Batch Recording Mode : 録音停止時に録音した音声を再生します。
  • Streaming Mode : 録音開始時に再生を開始し、受信したデータを逐次再生します。録音停止時に再生を停止します。
MiRZAのソフトウェアバージョンについて

このサンプルを利用する場合は、MiRZAのソフトウェアバージョンS240018以上にアップデートしてください。
ソフトウェアのアップデート方法はWeb取扱説明書を確認してください。

このサンプルでは、グラスのマイク音声を再生・録音をする方法を紹介します。

詳細

カテゴリ

MiRZAに載せる上での特徴

  • スマートフォンではなく、グラスに搭載されたマイクを使用します。

ユースケース

  • ボイスメモ

お問い合わせ先

関連項目

Unityプロジェクトのセットアップ

1. Snapdragon Spaces SDKのインポート

  1. まだ、Snapdragon Spaces SDKをインポートしていない場合はインポートします。

  2. 以下のサンプルのパッケージもインポートする必要があります。

2. MiRZAライブラリのインポート

  1. MiRZAライブラリのUnityプロジェクトでの利用方法」の通りに、MiRZAライブラリをインポートします。

  2. MiRZAライブラリのサンプルもインポートします。

3. QONOQサンプルのインポート

  1. 以下のUnityパッケージをダウンロードします。

  2. ダウンロードしたUnityパッケージをUnityEditorのProjectタブにドラッグ&ドロップします。

  3. サンプルがUnityプロジェクトにインポートされます。

4. シーンのセットアップ

  1. UnityプロジェクトをDual Render Fusionの設定に変更します。
  2. Projectの以下のシーンを選択します。
    • Assets/Samples/QONOQ/1.0.4/Scenes/MiRZA Library/Glasses Microphone Recorder/Glasses Microphone Recorder DRF
  3. プロジェクト設定をDRF用に設定します。
  4. 録音時に使用するパラメータを設定します。
    • 設定の変更は手順2で選択したシーン中にあるGlassMicrophoneRecorderオブジェクトの「RecordingParameters」から行います。
    • 設定可能な値についてはstartGlassMicRecordAsyncを参照してください。
  5. シーンをビルドします。

アプリの使用方法

  1. 「Start Recording」を押して録音を開始します。

    • ビルド時に設定したButchModeのパラメータによって、録音開始後の音声再生の挙動が変化します。
  2. マイクモードを切り替えたい場合は、「Switch Microphone」を押して設定します。

  3. 「Stop Recording」を押して録音を停止ます。

    • ビルド時に設定したButchModeのパラメータによって、録音停止後の音声再生の挙動が変化します。
  4. 録音ファイルはPCM形式で、「以下のApplication.persistentDataPath」のパスに保存されています。

    • /storage/emulated/0/Android/data/com.Company Name.Product Name/files/audio_recording_XXXX.pcm
      • com.Company Name.Product NameProject Setting > Playerの項目で設定したアプリ名です。
  5. 録音ファイルは「Audacity」等のオーディオソフトから、内容を確認できます。

    • Audacity」を使用する場合は、[ファイル] > [インポート] > [Rawデータをインポート]で確認できます。
    • インポート時に設定するパラメータとビルド時に設定したSamplingRate・ChannelMode・BitDepthModeのパラメータを合わせてください。

アプリ権限について

このサンプルではDRF用のマイク権限の要求を行なっています。
DRFではない標準のシーンで、マイク権限を要求する場合は「Manifest」で設定する必要がある可能性があります。

詳細については、「アプリ権限の取り扱い」のページを確認してください。