MRモードへの自動切り替え (DRF版)

概要

このサンプルでは、MiRZAアプリを介さずにグラスをMRモードに切り替える方法を紹介します。
MiRZAアプリを使用せずにSpacesに対応したアプリを起動することができます。

WARNING

公開している実装部分について現在検証中となります。（グラスと接続したまま連続でアプリ起動をした場合、グラスでの表示が失敗するケースがあります。）

シーン設定について

シーンとプロジェクト設定はDual Render Fusionに対応している必要性があります。

詳細

カテゴリ

• MiRZAライブラリ

MiRZAに載せる上での特徴

• グラスとの接続が無線のために、アプリを起動する手順が多い問題を解消することができます。

ユースケース

• アプリの起動手順の簡略化

お問い合わせ先

• NTTコノキューデバイス

Unityプロジェクトのセットアップ

1. Snapdragon Spaces SDKのインポート

1. まだ、Snapdragon Spaces SDKをインポートしていない場合はインポートします。
   • 基本パッケージ

2. MiRZAライブラリのインポート

1. 「MiRZAライブラリのUnityプロジェクトでの利用方法」の通りに、MiRZAライブラリをインポートします。

3. QONOQサンプルのインポート

1. 以下のUnityパッケージをダウンロードします。

   • QONOQ_MRModeAutoSwitcher_1.0.3

2. ダウンロードしたUnityパッケージをUnityEditorのProjectタブにドラッグ&ドロップします。

3. サンプルがUnityプロジェクトにインポートされます。

4. シーンのセットアップ

1. UnityプロジェクトをDual Render Fusionの設定に変更します。

2. 自動でMRモードに切り替えたいシーンを開きます。

   • 例として、DRFのサンプルシーンを開いています。

3. シーンのHierarchyに以下のプレハブを追加します。

   • Assets/Samples/QONOQ/1.0.1/Scenes/MiRZA Library/MR Mode Auto Switcher/Prefabs/MR Mode Auto Switcher
   

4. プロジェクト設定をDRF用に設定します。

5. シーンをビルドします。

アプリの使用方法

1. グラスとスマートフォンの電源が入っていることを確認します。
   • 「MiRZA - 接続済み」の通知が出るまで待機します。
   • グラスが起動してから約30秒以上経過していると、グラスとスマートフォンの接続が安定します。
2. 通常のアプリと同じように、ビルドして作成したアプリを起動します。
   • ※MiRZAアプリを起動する必要はありません。
3. アプリ起動後にグラスは自動的にMRモードに切り替わります。
4. MRモードに切り替わると、グラス側にもコンテンツが表示されます。
   • グラスの状態によって、コンテンツが表示されるまで数秒〜10秒程度かかります。

MiRZAアプリについて

スマートフォンとグラスを起動すると、MiRZAアプリを開かずとも自動的に接続が完了します。

しかし、MiRZAアプリを強制終了した場合は、スマートフォンとグラスの接続は解除されます。
その場合、再び接続を行うにはMiRZAアプリを手動で開く必要があります。