無線LAN(WLAN)についてのお願い
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無線LAN(WLAN)は、電波を利用して情報のやり取りを行うため、電波の届く範囲であれば自由にLAN接続できる利点があります。その反面、セキュリティの設定を行っていないときは、悪意ある第三者に通信内容を盗み見られたり、不正に侵入されたりする可能性があります。お客様の判断と責任において、セキュリティの設定を行い、利用することを推奨します。
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無線LAN機能を利用した通信時にデータや情報の漏洩が発生しましても、責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
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本製品の無線LAN(WLAN)は日本国内で利用してください。本製品の無線LAN(WLAN)は日本国内での無線規格に準拠し、認定を取得しています。海外でご利用になると罰せられることがあります。
無線LANについて
電気製品・AV・OA機器などの磁気を帯びているところや電磁波が発生しているところで利用しないでください。
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磁気や電気雑音の影響を受けると雑音が大きくなったり、通信ができなくなったりすることがあります(特に電子レンジ使用時には影響を受けることがあります)。
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テレビ、ラジオなどに近いと受信障害の原因となったり、テレビ画面が乱れたりすることがあります。
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近くに複数の無線LANアクセスポイントが存在し、同じチャネルを利用していると、正しく検索できない場合があります。
周波数帯について
本製品の無線LAN機能が利用する周波数帯は、グラス(本製品)本体の設定メニューで「認証情報」を選択すると確認できます。ラベルの見かたは次のとおりです。
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2.4:2400MHz帯を利用する無線設備を表します。
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DS:変調方式がDS-SS方式であることを示します。
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OF:変調方式がOFDM方式であることを示します。
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4:想定される与干渉距離が40m以下であることを示します。
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:2400MHz~2483.5MHzの全帯域を利用し、かつ移動体識別装置の帯域を回避可能であることを意味します。
本製品の無線LANで設定できるチャネルは1~13です。これ以外のチャネルのアクセスポイントには接続できませんので、ご注意ください。
利用可能なチャネルは国により異なります。
航空機内の利用は、事前に各航空会社へご確認ください。
2.4GHz機器使用上の注意事項
WLAN搭載機器の使用周波数帯では、電子レンジなどの家電製品や産業・科学・医療用機器のほか工場の製造ラインなどで使用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)および特定小電力無線局(免許を要しない無線局)ならびにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用されています。
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この機器を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局ならびにアマチュア無線局が運用されていないことを確認してください。
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万が一、この機器から移動体識別用の構内無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合には、速やかに使用周波数を変更するかご利用を中断していただいた上で、お問い合わせ先までお問い合わせいただき、混信回避のための処置など(例えば、パーティションの設置など)についてご相談ください。
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その他、この機器から移動体識別用の特定小電力無線局あるいはアマチュア無線局に対して電波干渉の事例が発生した場合など何かお困りのことが起きたときは、お問い合わせ先までお問い合わせください。
5GHz機器使用上の注意事項
5GHzの周波数帯においては、5.2GHz帯(W52)、5.3GHz帯(W53)、5.6GHz帯(W56)の3種類の帯域を利用することができます。
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5.2GHz帯(W52/36、40、44、48ch)
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5.3GHz帯(W53/52、56、60、64ch)
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5.6GHz帯(W56/100、104、108、112、116、120、124、128、132、136、140、144ch)
5.2GHz/5.3GHz帯無線LAN(W52/W53)の屋外利用は法律で禁止されています(5.2GHz帯高出力データ通信システムのアクセスポイント/中継局と通信する場合を除く)。
6GHz機器使用上の注意事項
6GHzの周波数帯においては、5925MHzから6425MHzまで使用することができます。
6GHzの送信電力クラスはVLP(Very Low Power)に対応しており、屋外での利用が可能です。
関連項目